ポケモンレート戦で強くなるための取り組み方
◯レートごとに生じる壁
ポケモンを本気で取り組むにあたって、明確に越えるのが難しいと感じる壁がいくつか存在します。
私が実際に存在すると感じた壁と乗り越え方についてまとめていきたいと思います。ただし、私自身そこまでポケモンは強くないのであくまで凡人視点での考察ということを念頭においていただきたいです。
また、シングル戦においての話になりますのでダブル勢は参考にしないでください。
◯壁
1.マスターボール級まで (初心者卒業まで)
ビギナー〜マスターボール級はランクマッチを始めたての人にとって かなり困難な道のりではないでしょうか?一生懸命に育てたポケモンがなすすべなく負けてしまうのは非常に辛く感じるところだと思います。
ここの壁はひとえに 最新のユーチューブの動画を観て、真似して見ることが一番近道だと思います。『◯◯を使えば最強だった』等は溢れていると思います。
とにかく対戦の空気感に慣れること、タイプ相性、どうして交代する必要があるのか?等を掴んでいけば少しずつ前に進んでいくと思います。
・レート1700の壁(初級者卒業まで)
やっとの思いでマスターボール級に到着したと思ったら、何度も敗北を重ねて15万位まで落ちたことは今でも覚えています。
私が前作ソードシールドで初手ダイマックスをしてくるバンギラスをどうしても倒せずに なすすべなく負けていったことを覚えています。なお私も真似して使ってみるもののそれでも勝てなくて悔しい思いをしました。
ここで重要なのはよく使われているポケモンの特徴を掴むことです。例えば、ハバタクカミはムーンフォースやシャドーボールを使ってくる。パオジアンは氷柱落としをして、ふいうちやこおりのつぶてで上から攻撃してくる。
などなど、とにかくポケモン1体1体の特徴を抑えて、「パオジアン 対策」等で検索して育ててみて下さい。 それを何度も繰り返しているうちに互角に戦えるようになってくると思います。
レート1600くらいになってきたら基本が固まってきたと思って大丈夫だと思います。
感覚としては英検4級に合格くらいです。最低限の英単語暗記と英文の構造がざっくりと把握できるラインまで到達したと言えます。
・レート1800の壁(中級者下位)
ここまでは四苦八苦しながらも少しずつ前に進めてきたのでモチベーションを保つことが出来ましたが、ここからが大変です。
まず、感覚として勝って負けてを何度も繰り返しているだけで結局前に進めていない。そんな感覚がずーと続きます。まるで、じゃんけんを無限に 繰り返しているような錯覚に陥りると思います。
ここで学ばなければいけないのは選出(特に初手)です。今までは何となく気合のタスキをもったポケモンを最初に置いたり、速そうなポケモンや固そうなポケモンを最初に出す程度の認識になっているとは思いますが、それを改めなければいけません。
相手のポケモン6匹を見て、最初に出して良いポケモンと引き先を考えなければいけません。この意識を持つにはポケモンごとの有利不利を把握する必要があります。タイプ相性だけでなく、素早さや使ってくる技、よく使われる持ち物から複合的に判断していかなければいけません。
ここを熟考しているうちに自然と種族値や個体値、技範囲などの言葉に出会えると思います。
・ レート1800の壁(中級者上位)
ここもレート1700と同じく勝ったり負けたりを繰り返しながら強くなる段階にあります。それでも、レート1800を超えると仲間大会でも好成績を残せることが多くなります。先制技の需要性、適度に選出画面を見て裏に通る技を押したり、このあたりを意識せずに出来れば越えられると思います。
・レート1900の壁(上級者下位)
ここまで来れたらポケモン対戦の基礎知識、ひいては相手の立場ならこう動く等を自然と出来るようになっているはずです。受けループの崩し方、相手の認識外から攻撃をする(使用率の高くない技を使う)ことの重要性を理解できているはずです。あとは知識のインプットを繰り返すだけです。
・レート2000の壁(上級者中位)
最近、私が突破したばかりの壁なので分からない。
ここまで来るとメンタルとか柔軟性とかの問題になるかと。